フクロモモンガを知ろう!

フクロモモンガ

モモンガとフクロモモンガは、似ているようで、実は種類が違います。モモンガの仲間としては、リスやプレーリードックが仲間となります。一方、フクロモモンガは有袋類に分類されます。つまり、コアラやカンガルーなどの仲間なんです。

そして、野生のフクロモモンガはオーストラリア北部から南東部、ニューギニア島、ビスマルク諸島にかけて分布しており、温帯から熱帯の森林で生活をしています。

フクロモモンガの特徴

フクロモモンガといえば、カラダが小さくフワフワとした毛並みが特徴ですよね!また、滑空する際に手を広げた時に見えるハネのようなものも特徴の一つです。実は、野生のモモンガは約50mも滑空する場合もあるんですよ。
また、メスのお腹には育児嚢という袋があります。未熟なまま子供を産んで、袋の中で赤ちゃんを育てています。

フクロモモンガは基本的に夜行性です。木の上で生活をし、集団生活好む動物です。優位なオスを中心とした一夫多妻制の小さな群れ(6~10匹ほど)で生活をして、匂いと鳴き声でコミュニケーションをとっています。生活の場となる巣を木の穴などに葉っぱを敷いて寝床をつくって生活をします。

フクロモモンガ

お迎えについて

フクロモモンガ

生き物を飼うということは命を預かるということです。これまで私たちの元で元気に賑やかに育ってきたモモンガたち。
これからはあなたが親やパートナーとしてたくさんの愛情を注いで、たくさんの楽しい思い出を作っていってくださいね。
我が家では販売後のご相談もお待ちしております。モモンガたちの健康状態やしつけ方法、食事の選択や与え方など、お困りの際はいつでもお気軽にご連絡ください。

フクロモモンガの飼育方法

フクロモモンガの近影

フクロモモンガはよく人に慣れます。ちゃんと育てれば飼育環境によく適応し、人ともしっかりとした絆をつくることもできます。可能であれば、夜に1日に2時間以上はふれあい、慣れさせる時間をつくりましょう。ちなみに、小さなポケットや袋が大好きで、その中に入ると安心して喜びます。
飼育スペースとなるゲージの選択としては、非常に活発なため、ケージは高さ・幅ともに広いスペースの物を準備してあげて下さい。

フクロモモンガのごはん

野生のフクロモモンガは昆虫食傾向が強い雑食性の動物です。昆虫、爬虫類や両生類、鳥の卵やヒナ、小型哺乳類などの動物性のものの他に、樹液や樹脂、花蜜、花粉、果物、種子類などの植物性のものも食べていることが確認されています。
ペットとして飼育するフクロモモンガには、基本的には総合栄養食+様々なフードを用意するといいですよ!タンパク質と炭水化物をそれぞれ約半分ずつの割合で与えてあげてくださいね。

フクロモモンガ

ごはんの与え方

フクロモモンガは夜行性の動物です。ごはんをあげる時間は、なるべくフクロモモンガが動き出し始める時間(出来る限り夕方から夜にかけて)に与えてあげてください。
ごはんを置く場所ですが、野生では樹上生活のため、ごはんや水はケージの底に用意するのではなく、ケージの高い部分に用意してあげてください。また、好き嫌いが激しい子やあまりごはんを食べてくれない子の場合は、ビタミンやミネラル、カルシウムを足してあげてください。

フクロモモンガ